2006年 10月 28日 ( 1 )   

別府温泉   

2006年 10月 28日

昨年のWINDSのツアーで大分に行った時の話。
前のりで大分に入り、この日は休みで舞台なし。
他のキャストはAKIRAさん(昨年の分隊長)の知り合いの串焼き屋さんへ行きました。
もちろん僕も誘ってくれたのですが・・・。
旅好きの僕。ここは大分。そして体も疲れている。
やっぱ温泉でしょ~!
と言う事で、かなり迷った末、独りで温泉に出かけました。
ホテルでリサーチすると湯布院に行くより、別府の方が近いとの事。
別府は温泉の素にもなってるし、期待大!
早速電車に乗り別府へ。
ホテルを出たのが夕方6時過ぎと遅い出発だったので帰りの電車の時刻の関係であまりゆっくりもできない。
あせる気持ちと期待感でワクワク!
頭の中はすでに露天風呂で疲れを癒してる自分がいる!
電車で20~30分位かかって別府に到着!!
改札を出て街の景色を見ると温泉街が広がって・・・ない。
振り返り、駅の看板に目をやると『別府』の文字。
もう一度街に目をもどす。
いたって普通の駅前の様子。
ロータリーがあって、コンビ二があって・・・。
『・・・?』
いや~な予感がしてきた。
おそるおそる駅員さんに話しかけた。
『あの~、温泉に行きたいんですけど・・・。できれば露天の温泉』
『ないよ』と駅員さん。
『・・・ない?ここ別府ですよねぇ』
『このへんにはないよ。タクシーで山の方に行かないと。』と駅員さん。
『えっ!本当に!・・・タクシーでどの位かかります?』
『20~30分くらいかなぁ・・・』と駅員さん。
『えっ!!!ここ別府なのに?』
『別府って名前だけで駅周辺が温泉だらけだと思ったらダメだよ』と駅員さん。
『・・・。』
『それに今から行ってもこの時間からじゃ日帰り入浴はたぶん無理だよ。入れるのは泊まり客だけだよ、きっと。』と駅員さん。
最悪の流れになってきた。せっかく来たのに・・・・。
僕が放心状態になっていると、
『お湯が温泉なら良いの?もちろん露天じゃないよ』と駅員さん。
ここまで来たらどうでもよくなり意地でも別府温泉に浸かりたい!
『はい、露天は諦めます。温泉なら良いです!』
『じゃあ、駅前の道をまっすぐ下って50メートル行った右側に銭湯みたいのがあるよ、でもお湯は温泉だからそこ行ってみれば?』と駅員さん。
『はい。行ってみます。』
しかたなくそこへ行き入浴料を払い中へ入ると、古~いタイルばりで小さなお風呂が2つと使いかけの石鹸が1つ。もちろんシャワーなんてない。一応書くがもちろん誰もいない。
『・・・。』
気を取り直し湯ぶねに入ろうと足を入れた瞬間、
『熱っついぃぃ!!!!』
瞬時に僕の足は、ピンクと肌色のツートンカラーになった。
急に元気になった僕の心臓を落ち着かせ、もう1つの湯ぶねに足を入れた。
『ぬる~い!!』
何とも言えない気持ち悪い温度。とても入れない。
そして熱い方のお風呂の蛇口のすぐ横に水を入れないでと書いてある。
僕はしばらく立ち尽くした、裸で。
しかたないのでぬる~い方に30秒だけ入った。
その後すぐ脱衣室で体を拭き洋服を着て、何気なく携帯電話を見ると、メールが1件。
見てみると題に温泉情報とある!!
実は、駅での駅員さんとのやり取りの後、ダメもとで大分出身の友達に相談のメールをしていた。
そのメールにはひょうたん温泉、別府駅よりタクシーで7~10分、日帰り温泉で各種風呂ありとある!
『あるじゃん!!!!!』
時間がないので慌てて駅に戻り、タクシーに飛び乗った。
『大至急ひょうたん温泉!!』
タクシーの中で、友達にお礼のメールをしていると、すぐに到着した。
帰りの電車の時刻を考え、そのタクシーに1時間20分後に迎えにきてもらうことにした。
受付の料金表を見ると温泉+砂風呂セットというのがある。
『砂風呂!!』
実は以前テレビで見て興味があった。
受付で砂風呂について聞くと体の芯からあったまり疲れもとれるとの事。
迷わず砂風呂セットにした。
まず砂風呂に入って下さいと言われたので砂風呂へ!!
大きな部屋に砂が敷きつめてある。その砂は3つに仕切られていて、高温、中温、低温となっており、所々に小さなクマデのような物がある。
そこにある説明書きを読むと、好きな温度の砂をクマデをつかい自分が入る用に寝場所を作る。そしてそこに横になり体にそのどかした砂をかける・・・とある。
『・・・えっ、セルフサービス?!』
テレビでみたやつは、おばさんが大きなスコップで寝場所を作りそこに横になるとその大きなスコップで体に砂をかけていた。
ここにあるのは小さなクマデ・・・そして僕・・・。
もちろんその砂場には僕しかいない。
そして僕には時間がない。
次の瞬間、僕は一心不乱に小さなクマデで砂を掘り出した。
するとみるみる体から汗が噴き出しものの数分で汗だくになった。
体の形に掘り終わるとすっかり体の芯まで熱くなっていた。
砂に横になるともうクタクタで体に砂をかける気さえ起こらない。
『何してんだ・・・・。疲れを癒しにきたはずなのに・・・・・。』
ボーッとしてきた。目に入った汗を手で拭ったら、
『うゎっ!痛いっ!!』
目に砂が沢山入った。当たり前だが、僕の手は砂だらけ。
慌てて砂風呂を飛び出し水道で目を洗った。
あきらかに来る前より弱っている自分がいる。
『疲れを癒しに来たのに・・・。』
その後、露天風呂に浸かったが全然疲れはとれなかった。
クタクタになり大分のホテルに戻ると、ロビーで串焼き組みと会った。
みんな満足な幸せそうな顔をしている。
『最高にうまかったよ!元気出た!来ればよかったのに!』とみんな。
僕は一言、
『お休みなさい』と言い部屋に向かった。
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by taiju-yamamoto | 2006-10-28 23:07